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『永瀬清子さんの本や詩集の展示』

古民家ゆりいか

​日時

読書室オープン
10/1(水)〜5(日)
9時〜19時

​場所

<中心エリア>
古民家ゆりいか
長谷2−15−14

問合せ

blessmoment1@gmail.com
090-6543-9707
鎌倉シネマ(担当 平野)

URL​
<中心エリア>
古民家ゆりいか
長谷2−15−14

鎌倉の「古民家ゆりいか」は10月、現代詩の母と評される岡山の詩人 永瀬清子さん(「あけがたにくる人よ」等)に思いをよせて、永瀬清子生家保存会が制作した映画「きよこのくら」上映会開催や、詩集や書籍を展示する読書室をつくります。季節はゆるやかに秋へ。少し立ち止まって「詩」と出会いませんか?

<読書室オープン>
10/1(水)〜5(日)
入場無料、予約なしでOK
ドリンク注文可能
 
<映画上映会>(要予約)
10/4(土)、5(日)
大人 1000円
高校生 500円
中学・小学生 400円
(1ドリンク付き)
※お支払いは当日、現金でお願い致します

詳細は"詩をの遊星①"のページからご覧ください。
https://www.siofest.com/shi-no-yuusei-list
 
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岡山県に生を受けた詩人・永瀬清子さん(1906年-1995年)。農村で田畑を耕す生活者として、妻として、母として、勤め人として詩作を続けました。たくさんの詩を世に出されていますが、81歳の時に発表された詩集「あけがたにくる人よ」は代表作ともいわれています。
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「あけがたにくる人よ」(思潮社) 一部抜粋

あけがたにくる人よ
ててっぽっぽうの声のする方から
私の所へしずかにしずかにくる人よ
一生の山坂は蒼くたとえようもなくきびしく
わたしはいま老いてしまって
ほかの年よりと同じに
若かった日のことを千万遍恋うている

その時あなたが来てくれればよかったのに
その時あなたは来てくれなかった
どんなに待っているか
道べりの柳の木に云えばよかったのか
吹く風の小さな渦に頼めばよかったのか

永瀬清子
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「あけがたにくる人よ」とは誰のことでしょうか。恋人か、若き日の夢か、私たち読者か、それともこの詩か。瑞々しい感性で老いを見つめた詩は、多くの人を励まし、地球賞とミセス現代詩女流賞を受賞。また、ハンセン病療養所に40年間詩作の指導に通い続け、「女の新聞」を創刊するなど活動は多岐に渡りました。

永瀬清子さんを慕う人々の活動は現在も続き、詩人を中心とした有志が集まり「永瀬清子生家保存会」が岡山県赤磐市にある生家を改修し保存。清掃や詩の朗読会を行う他、永瀬清子現代詩賞を創設。「誰もが詩を書き、書くことで生きて欲しい」と願った永瀬清子さんの思いを継いで活動を続けています。今回は同保存会のご協力を得て、制作された映画上映や貴重な書籍展示、活動資料配布、グッズ販売等を行います。ぜひ、ご来場ください。

主催  詩をフェス実行委員会

共催  港の人

​お問合せ

神奈川県鎌倉市雪ノ下1丁目4−32 2F

カフェエチカ内

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